#0551 本年も大変お世話になりました
みなさま、こんにちは。
大晦日でございます。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
みなさまの2024年はどんな一年でしたか。
世界経済はコロナ禍から立ち直りましたが、
日本においては折からの円安と物価上昇の波の煽りをモロにかぶって大変ですが、
当院においても真正面に受け止めながら、懸命に走り続けました。
美容業界もさまざまな問題に直面しました。
“直美”というワードに象徴されるように医師のあり方が問われると共に、
先日の献体SNS掲載問題で明らかになったように美容業界全体が医師として、
いや人間としての倫理観やモラルの欠如という、痛烈な問題を投げつけられ現在も騒然としております。
私としては一医師として、
医術と向き合う立場として、
同じ美容皮膚科医としては後ろ指を刺されることだけはしたくないと思っております。
最近の美容医療業界は厳しい目が注がれていることを自覚しなければなりません。
美容皮膚科医としてどれだけ崇高なプライドを持っていたとしても、
生命を扱う医術の本質からかけ離れた異質な世界である美容業界。
世間一般の医師像とかけ離れた尊敬されない存在であることを忘れ、
世間からチヤホヤされて人気商売と勘違いしている医師が多く集う異様な業界。
私が美容医と一切関わりを持たず10年以上やってきたことは、
一般医療を諦めた美容皮膚科とは違うんだ、負け惜しみのようなプライドによるものかもしれませんが、
田舎の一般内科医として死の直前まで患者さんの前に立ち続けた父の後ろ姿を見てきたからかもしれません。
誤解を恐れずに言うと、
誤った価値観、倫理観を持った医師の多い美容業界となるべく関わりを持つことなく、最先端の美容医療を提供していきたい。
一見矛盾した言い方ではありますが、
消化器内科を本職として勝負し続けながら、
私なりの正義を持って正確無比な美容医療をみなさまに提供していくことが、
亡くなった父へのせめてものエクスキューズ(言い訳)だと考えています。
先日、笠井信輔アナウンサーに言っていただいた、
“正直ドクター”
2025年は、これで勝負していきます。
来年も引き続き宜しくお願い致します。